事業案内

事業案内

 

育種・開発

当社の品種の殆どは自社開発品種で、主に広島県福山市の農場で品種開発を行っています。
毎年交配を行い、10万品種以上の実生を開花させその中からプロの目によって品種選抜を行います。

 

①播種

前年に交配を行い採種した物を播種床に播き発芽させます。

 

 

 

②実生

発芽させた苗は圃場に植付を行い、花を咲かせ選抜を行います。

 

 

 

③開花試験

選抜された花は翌年開花試験を行い、更に良い品種を選抜します。

 

 

試験栽培・展示

実生から選抜された品種は、社内の農場で数年間に渡り様々な試験栽培を繰り返して3年~5年後に、
新品種として世の中にデビューします。
また、年数回、自社大橋農場や愛知県のイノチオ精興園田原試験農場他、全国各地で展示会を開催し、
お客様の評価もいただきながら最終的に品種を決定していきます。

 

試験栽培を行い販売品種を決定します。
販売までは約5年かかります。

 

 

 

 

年数回行われる展示会にてお客様に品種を見ていただきます。
写真は愛知県田原試験農場立木展示会の様子。

 

 

 

圃場でご覧いただける立木展示会の他、各地で移動展示会を行っております。

 

 

 

穂木生産

当社では、2002年より本格的に海外での穂木生産・輸入を開始して(当時はブラジル)、
現在では当社からお客様に提供させて頂く穂木の殆どは海外の提携先の農場で生産されております。
(2019年現在は、中国、ベトナム)
一部は、国内の自社農場で生産している品種もございます。

 

海外生産の基となる親株は全てエリートハウスという隔離ハウスで維持管理されています。

定期的にPCR検査を実施しスタントウイロイド、CSNV(キク茎エソ病)に罹病していない株を管理しています。

 

 

 

ベトナム生産圃場の様子

 

 

 

品質管理

当社では、穂木の品質に最新の注意を払い、社内でウイルス検査や開花検定を行うとともに、
海外の生産農場での品質チェックも頻繁に行いながら、高品質苗の供給に努めています。

 

 

 

 

 

リテール販売

菊の生産者様(農家様)への供給に加え、小売店(ホームセンター様、種苗店様)や、
菊愛好家の方々へも苗の販売を行っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

販売の流れ

園芸卸 ホームセンター、種苗店様へのセット苗の販売
通信販売 菊愛好家のお客様へ苗の販売

海外での販売

海外では、弊社並びに代理店が、品種の販売を行っており、
アジアや南米など世界中で当社の育成品種が栽培されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

様々な菊の種類

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャパンフラワーセレクション受賞品種

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年に行われましたジャパンフラワーセレクション(JFS)にてセイフェストが「フラワーオブザイヤー(最高賞」を受賞しました。また「セイマノア」は古典菊を思わせる花型から「ジャパンデザイン特別賞」を、「セイヌーボ」はかわいい花型と色合いで「ライフデザイン特別賞」を受賞しました。
※ジャパンフラワーセレクション(JFS)とは、2006 年4月からスタートした日本で唯一の統一的な花きの新品種認定事業です。『いい花の新基準。』を合言葉に、毎年、次々と市場に導入される花きの新品種のなかから、生活者へ自信をもって推奨できる新品種を公正な立場で審査し、業界として推奨できる品種を選定してJFS受賞品種として発表しています。
フラワーオブザイヤーは切花・鉢物・ガーデニングの各部門の中で最も優れた品種に授与されます。

大菊

 

 

大菊は花の直径が18cm 以上のもので、花形によって「厚物」「管物」「広物(ひろもの)」に分類します。厚物は更に「厚物」「厚走り」「大掴み」に分かれます。
菊を観賞する習慣は平安時代、中国からもたらされました菊の花は今では日本の秋を象徴する花となりましたが、それを決定的づけたのは、鎌倉時代初期に後鳥羽上皇が菊の花の意匠を好み、「菊紋」を天皇家の家紋とした頃であると言われています。その後、江戸時代前期から栽培熱が高まり、育種が進んで多数の品種が生み出され、正徳(1711~15年)頃からは「菊合わせ」と呼ばれる新花の品評がしばしば行なわれました。この品評会が現代では秋に各地で開催される菊花展につながっていると考えられています。

大菊花壇と千輪菊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古典菊

 

 

 

 

 

 

 古典菊は江戸時代から明治、大正時代にかけて江戸、伊勢、京都、熊本などで独自の発展をした古典園芸植物の1つです。「三段仕立て」などの仕立ての様式やその丹精の仕方なども発達し、菊花壇、菊人形など様々に仕立てられた菊が観賞されました。

 

懸崖・盆栽菊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よく伸びる山菊を摘芯して作るのが特徴で、日本古来の菊として古くから作られていました。その仕立て方から前垂れ型や静岡型に仕立てる大作と盆栽や根付などに仕立てる小作に分けられます。 

 

クッションマム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クッションマムは植付後の摘芯をしなくても柳芽を繰り返しつけることによって自然に枝分かれをし、丸くなるタイプの菊です。栽培の手間がかからず簡単にお花を楽しんでいただけます。植え方により一面にカーペット状に作ることも出来ます。

バラ課

2020年4月よりバラの品種開発・販売を始めました。

愛知県田原市に拠点を持ち、海外ブリーダー様の品種を中心に国内バラ生産農家の皆様にバラ苗の供給を行っていきます。

おすすめコンテンツ

pageTop