糸状菌:Botrytis cinerea (ボトリチス)
葉 葉の先端部から色が変わり、水浸状の病斑を生じ、淡褐色~褐色となる。
多湿時には、淡灰褐色・粉状のカビを生じる。黒斑・褐斑病に症状が似ている。
花 水浸状、褐色~赤褐色の小斑点が形成され、花全体に広がり、淡褐色に変色し、
放置すると淡灰褐色・粉状のカビを生じる。
伝染源: 被害残渣から土壌で越冬した菌・他の作物(野菜・果物など)
伝染経路:空気
▹ ハウス加温15℃(露地20℃)程度に、多湿が加わると発生する。
発病葉などは速やかに取り除き、残渣や枯れ葉を放置しない。
▹ 湿度を下げ風通しを良くする。➡ 循環扇、サイド・天窓からの換気をする。
▹ ボトキラー水和剤(バチルス ズブリチス)をダクト内投入する。
発病前~発病初期 10~15g/10a/日
▹ ファンタジスタ顆粒水和剤 3000倍 5回以内を散布する。
※使用の際は必ず登録内容を確認してください