糸状菌:Verticillium dahliae Klebahn (バーティシリウム)
葉 下葉から順に先端などが萎れや黄褐色の不規則な変色が見られる。
→中位葉まで黄化し、葉縁が褐変する。(重度写真参照)
茎 茎の片側で葉の症状が見られ、落葉せず乾燥したまま茎についている。
根 特質する症状はないが、根の傷から侵入する。
伝染源: 被害残渣から増えた菌による土壌伝染、軽症株の親株使用
▹ 土壌が湿潤状態であると発病しやすい。
▹ 地温22~26℃の時に多発し、18℃以下や30℃以上では発生しにくい。
▹曇天が続くと発病が促進される。*品種間差がかなりある。
注意!! 土壌伝染するので被害残渣はすき込みはしない
▹ 被害株は早期に抜き取り、茎や葉や根を残らないように処分する。
▹拮抗作用のある、キチン質を含んだカニ殻資材を土壌に混ぜる。
▹ ダゾメット剤(バスアミド微粒剤等)、クロールピクリン剤等の土壌消毒剤や蒸気等により土壌消毒を行う。
※使用の際は必ず登録内容を確認してください