糸状菌:Puccinia horiana (プッシニア)
葉 葉の表と裏に白色の小さな斑点が見える。
→葉裏に寄生し淡褐色のイボ状の隆起が生じる。
(黄色味を帯びた色が、菌を飛ばす前の色)
伝染源: 栽培ギク同志(冬至芽や外部導入の穂木等)
伝染経路:空気、風雨や潅水による菌の飛沫
*適温は10~23℃,最適温は15~20℃,冬胞子堆表面の水分の存在と相対湿度90%以上。
(1983山梨県内田,山梨県農試研究報告)
▹未展開の上位1~5葉に感染しやすい。(1983山梨県内田,山梨県農試研究報告)
▹春季と秋季に降雨が多く、気温20℃前後の圃場で多発しやすい。
▹窒素成分が多く過繁茂になると、菌が寄生しやすくなる。
▹発病葉を除去する。
▹湿潤状態が数時間以上続かないよう、循環扇・暖房機の稼働をさせる。
▹硫黄蒸散器*やUV-Bライト(親株のみ)を使用する。*設備の傷み注意
▹ 発病葉を除去し、白さび病有効薬剤を葉裏までしっかりと散布する。
▹ 未発生時期においても、予防剤に殺菌剤の定期散布を行う。
※使用の際は必ず登録内容を確認してください